今回、私の父が亡くなり、海洋散骨をする事になり、
・私自身の記憶を風化させない為
・今後、海洋散骨を検討されている方の参考になれば
との思いから、海洋散骨の流れをまとめてみました。
今、世間では映画おくりびとや、墓守問題など、「死」について、話題になる事が多いです。
そんな中、お葬式も様々な形式で行われております。
今回、亡くなった父親が海が好きだった事もあり、海洋散骨をする事になりました。
父が横浜と海が好きだった事もあり、Googleで「散骨 神奈川」で検索したところ、何社も出てきてとても迷いました。
そんな中から利用した会社はこちら↓
今回は横浜港での散骨を計画していたので、横浜市戸塚区にあるこちらの会社を選びました。
女性の方が代表で、少人数で経営されていますが、散骨前に一回、実際にお会いしましたが、親身に相談に乗っていただきました。
出航は天気は晴れでも、強風で中止になる事もあり、散骨前日に電話連絡で決行判断が告げられます。
当日は快晴で波も穏やかだった事から、無事に出航することになりました。
当日の集合場所はみなとみらい駅から徒歩5分の「ぷかり桟橋」
目印はインターコンチネンタルホテルです。

ぷかり桟橋に着くと、今回、乗船するサロンド・カズが姿を現しました。

船内にはソファ席、2階には操縦席の後ろに座席があり、そこで海を眺める事も出来ます。
早速、ぷかり桟橋から出航します。

後方デッキにも椅子があり、少し揺れますが、海を眺める事が出来ます。
つぼさ橋をの下を通り、

約30分で散骨ポイントに到着しました。

散骨は、遺骨を業者さんが粉末状にし、水に溶ける特殊な袋に詰めた物を海に投下します。

↑このような形で参加人数分に分けて包装され、最後のコメントを書く事も出来ます。
そして、いよいよ海に投下します。
散骨する際は、少量のお酒やお花を一緒に投下する事も出来ます。
投げ方は人それぞれ。
先にお骨を投下する人。
お骨と一緒にお花を投下する人。
私はお骨を投下した後、お花を投げ入れました。
ありがとうという感謝の気持ちを込めて。

小学生の頃から、社会勉強の為に、1人で銀行振込をさせられたり、父にジャズバーに連れて行かれ、私はつまらなくて、横でレゴブロックを作っていたり。
今、思うと破天荒な父だったかもしれません。
訳あって、長い間離れ離れになり、再会した時はすでに亡くなっていた父。
最後に直接、ありがとうと言えませんでしたが、お骨を投下した際には、感謝の気持ちが込み上げてきました。
参加者がお骨を投下し終えると、汽笛が1回鳴り、船長の計らいで、投下ポイントをぐるぐると旋回していただきました。
それから、30分程して、ぷかり桟橋の発着場所に到着。
最後は参加者全員で集合写真を撮り、解散となりました。
後日、集合写真と投下したポイントの緯度経度が書かれた海図が、自宅に郵送されます。
この様な流れで、参加者は6名で料金は約17万円でした。
お花等のオプションもあるので、詳しくは↓
まで問い合わせしてみて下さい。
親身になって、相談にのっていただけると思います。
以上、海洋散骨について、説明しました。
途中、自らの心情も入り、お見苦しい事もありましたが、ご了承ください。
これから海洋散骨を検討される方への参考になればと思います。
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